渡川病院は、平成25年10月1日に高知県認知症疾患医療センター(以下、認知症疾患医療センター)の指定を受けました。基幹型として1ヵ所(高知大学医学部附属病院)、地域型として4ヵ所(高知鏡川・安芸総合・一陽・渡川)の精神科病院が指定を受けています。
認知症専門医療相談
認知症者の早期発見、鑑別診断、行動障害の治療などを目的に、ご本人、ご家族、市町村役場・保健センター、包括支援センター、医療機関、介護保健関係の施設の方々からのご相談を受けることができます。ソーシャルワーカーが対応いたしますので、ご相談ください。
医師の診察は予約制になっておりますので、直通電話 0880-37-4649、もしくは、0880-37-2220まで事前にお電話下さい。
( 受付時間 9:00~12:00 13:00~16:00 )
研修会の開催
地域の保健、医療、介護、福祉の関係者の方を対象に認知症に関する治療や介護技術の向上を目的に研修会を開催します。開催時は広報いたしますので、是非ご参加ください。
日常の暮らしの中で、認知症の始まりではないかと思われる症状を以下にまとめてみました。
暮らしの中での気づきの目安、受診の目安として参考にして下さい。
- 財布や鍵など、物を置いた場所が分からなくなることが増えてきた。
- 約束の日時や場所を間違えるようになってきた。
- 集中力が続かなくなってきた。
- 買い物や料理などの段取りが悪くなってきた。
- 趣味をやめたり、好きなテレビ番組を見なくなった。
- 気分が落ち込みがちである。
- 財布・通帳・衣類などを人に盗られたと思う時がある。
- 自分にははっきりと見えているものを、周りの人からは見えないと言われたことがある。
- 頭がはっきりしている時と、ボーっとしている時の差が激しい。
- 睡眠時に大きな声の寝言や暴れるなどの異常な行動があると言われたことがある。
- 体を動かしにくい・手が震える・歩き方がすり足で小刻みになってきた。
- 些細なことですぐに泣いてしまったり、怒り出すようになった。